返事だけの 英語
わが英会話教室生徒の普段のレッスンの様子を見ていると、講師からの質問に
「Yes」か 「 No」だけ
もしくは
単語だけで答えて終わり
というシーンが目につきます。
もちろんこれらは間違いではありません。
豊かな 英語 ・日本語表現
言語というものは、意思疎通のためのものですので、通じるというのが目的です。
しかし、日本語でもそうですが、意思疎通さえできればよい、というものではありません。
「うん」「あぁ」
だけで答えるような人は友達ではありませんし、夫婦なら冷め切った夫婦です。
またせっかく英語を習いに来ているのですから、外国人から
「こいつデキる、、、」
と思われるような、豊かな表現力を身に着けてほしいです。
普段の 英語 の質問にフルセンテンスで
私たちは、この「豊かな」返事の表現を学んでもらうため、質問に対しては
「フルセンテンスで答える!」
と指導しています。
Do you ~? できかれたら、「Yes」だけでなく、
「Yes, I do」
Which do you like better, swimming or skiing?
と聞かれたら、「skiing」だけでなく、
I like skiing better.
と答えるなど。ちなみにこの質問は英検3級の実際の問題です。
答えを考える練習をする
上記の質問は簡単ですが、例えば
Why~?
と聞かれた時などは、しっかりと論理的に答える必要が出てきます。
そういった質問をされたときに、少しでも応えられるように訓練をしていくことが大切です。
英語 の理解度確認にも
これは、英語力の確認にも有効で、特に英語の知識が微妙な子たちによく効き、質問へは単語で答えられても、細かいことがわかっていない時に、フルセンテンスで答絵させると、ヘンテコリンなものが返ってきます。
そういった事を見抜くためにも、フルセンテンスで答えると言うことは重要です。