日々、皆さん英語学習に取り組んでおられると思います。
より早く、より効率的に英語を習得する為には、学習に精を出すこととともに、いわゆるPDCA(plan, do, check, Action)のCにあたる「評価、検証」が必要です。
常に自身の行動を見直し、時には目標さえも再定義し、必要な英語力を最短で身につけるようにするべきでしょう。
今のこの時期は、学生にとっては英検や定期テストが終わり、ちょうど自分を見直す良い時期。
秋の夜長に、ぜひ見直しを実施しましょう
英語学習の目的を再確認
まず最初に、英語を学んでいる理由、目的である「なぜ」の部分を再度確認しましょう。
「なぜ」によって、目標が変わってきます。
そして「なぜ」に向かって行動を最適化することで、最短で、最も効率よく目的を達成することができます。
英語の目標は?目的に即して
目標は常に見直しを
見直すべき最初の項目は「目標」です。
あなたの英語学習の目標は何でしょうか?
その目標は、目的達成に叶っていますか?目標達成で目的は達成できますか?
「目標」は目的を達成する為に決定的に重要でなくてはなりませんが、どうでしょうか?
例えば、(目的ー目標)
- 旅順港攻略-203高地(日露戦争)
- アメリカの屈服-ハワイ真珠湾の太平洋艦隊(第二次大戦開戦時の日本の政策)
- パリ占領―フランス軍(ドイツの西部戦線の考え)
いつも通り、堅苦しい歴史上のたとえで恐縮ですが、目的に対して目標が重要な地位を占めていますか?
実際は難しい目標設定
とはいうのもこの目標設定は、「言うは易し行うは難し」で、簡単ではありません。
決めた目標が、目的達成に決定的な役割を果たしているかは、簡単には分りません。他にもっと良い目標があるのではないか、と疑問に思うのは当然のことです。
ですので、「これが目標だ」と暫定的に定めて、目標を追いかけていくというのが現実的でしょう。
なので、その暫定目標が目的達成にかなっているかを逐次確認していくことが大切なのです。
目的達成に英語はいらないとの結論も
しかし、このように考えていくと、英語の本格的学習はいらないとなる場合が往々にしてあります。
特に具体的に考えれば考えるほど、こうなるケースがあります。
例えば、銀行で働きたいと考えているとすると、、
銀行で働く←大学へ行く
大学へ行く←大学受験に備える
大学受験に備える←従来型のペーパーテスト対策をする
となり、英語の本格的な学習は必要なくなってしまいます。
時間軸を変えてみる
正直、この考え方が誤っていると思いません。
この場合、「銀行で働く」と言うのが最終的な目的である場合は、この通りでしょう。
しかし、時間軸をもう少し長く取った場合、銀行で働く、と言うよりも、例えば、
「外国為替業務をやりたい」や「ウォール街で働きたい」と言う目的が出で来ることもあると思います。
そうなると、従来型英語学習でなく、しっかりと使える英語を身に付ける学習が必要になると言う結論に達っします。
目的を考える場合、少し時間軸を変えてみることも重要です。
秋の夜長にはそんなことも考えよう
ということで、秋の夜長には、少しだけ自分の英語の学習目的を再確認し、また時間軸をずらしてみて、それに伴い目的を達成するための目標を再定義してみましょう。
今回は少し話が曖昧となりました。目標を設定した後について等はまた機会を見て
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- Wikipedia 野外令 戦いの原則