朝日新聞社が発行している雑誌AERAのインターネット版に
小学生の「音読」、実はスゴイ宿題だった! 脳科学者が話す、脳をきたえ読解力を伸ばす効果とは
と言うタイトルの、私たちが放っておけない記事が載っていました。
私たちが「英語音読に特化した高岡の英語教室」と名乗っている以上、これについて言及しない訳にはいきません。
この記事の対象としている音読は、日本語での音読ですが、英語でやろうと日本語であろうと音読に変わりはありません。
ちなみ福士蒼汰氏は英語が堪能なことで有名ですが、その彼も音読で英語を勉強しているそうです。福士蒼汰も英語は音読で
音読は脳にいい?
脳科学者の加藤俊徳氏によると、
「音読って、ただ声に出して読んでいるだけだと思ったら大まちがい。正しく音読すれば、脳はいろんな場所が刺激を受けて活発に動きます。人は脳がそうやってフル回転しているときに、さまざまな能力がぐんと伸びるのです」
小学生の「音読」、実はスゴイ宿題だった! 脳科学者が話す、脳をきたえ読解力を伸ばす効果とは
と、まずこの記事の当初に記されています。
期待が持てますね。
「音読が脳に良い」の仕組みは?
目から情報が入って、考えて、それを口からそれを発することで、脳が鍛えられるとのこと。
生理学的なことなので、記事に詳しく書いてあるので、ご参照ください。
音読は英語にも良いの?
音読が英語に良いのはわかってもらえたと思いますが、それでは英語にはどう良いのか?
音読は英語に必要な
- 語彙力
- 話す(読む)
- 読む(文字通り)
- 聞く
の4つの要素を鍛えることができます。
語い力強化には音読が最適
語い力が英語力には不可欠
何度もこのブログでも言及しておりますが、日本人にとって、
英語=語い
です。
英語を学ぶのであれば、何よりもたくさんの語いを手に入れることに注力するべきです。
「知らない英語」は、絶対に聞こえない、読めない、話せない、書けません。
音読は語い強化に最適
その語い力強化には、音読が最適です。
覚えるためには反復が必要。その反復をするには、音読が適している。何度も「書く」より音読したほうが楽です。
ストーリー性が役立つ
そして、文章や本にはストーリーがあります。
ストーリー性は、記憶に残りやすい。それらを音読することで、より記憶に残りやすくなります。
英語を「話す」は口から
口の練習以外にあろうか?いやない
英語ができるようになるというのは、英語を話せるようになると言うこと。
音読は絶好の「口を使った英語の練習」になります。
正しく「聞く」から発音・リズムが
これは、前項と類似しておりますが、CDを使った音読教材で音読をすることで、正しい発音や、リズムをつかむことができます。
英語は日本語と異なり、すべての単語平等に読まないことがあります。
ほとんど発音しなかったり、状況によっては前後の単語とくっついて、別の言葉に聞こえることがあります。
それらを聞こえるようになったり、自分の口から出せるようになることができます。
以上のことから、英語音読は、日本語の英語学習者にとって、最適な学習方法であると言えるのです。
日本人はそろそろ英会話神話から脱却しても良いことだと思います。