【何度でも】子どもの英語は長期視点で

レッスンは英語音読中心

当スクールでは、「英語音読」を主なレッスン方法として採用しており、英会話なし、プリントなし、文法もほとんどしません。

また受験対策(内申書)としては除き、英検も目的としておりません(中間目標としては利用)。

英会話等をしない理由

会話をしない理由は主に2つあります

  • 今、英会話ができる必要がない
  • 時間がもったいない

今、英会話ができる必要はない

いついるの?「後」でしょ!

1年先などに、海外へ親と一緒に引っ越す、などの事情がない限り、英語が必要になるのは、高校生それも、2年生位からでしょう。

要は、英語が本当に必要な時と言うのはしばらく来ず、結構大人になってからだと言うことです。

開花時により美しく咲かせる

であれば、その時に有用な英語を学ぶべきではないでしょうか?

今はつぼみの時期。美しくないのは当たり前。

しかし、一旦花を咲かせたならば、より美しく咲く為の努力をすべきだと思います。

英会話をやる時間がもったいない

子ども能力を有意義に

何でもどんどん吸収できる柔軟な脳の時期に、英会話ではなく、どんどん英語の知識を注ぎ込むべきです。

お子様が乳幼児の言葉を覚える時期に、日本語の会話をわざわざ教えましたか?

もちろん語りかけはしたでしょう。私も一方的に色々話しかけました。

でも会話自体はわざわざ教えていません。

絵本を読み聞かせ、紙芝居を見せたりとしたのではないでしょうか?

では、なぜ英語だと英会話なのでしょうか?

習うのが英語になると、急にやる事のスケールが小さくなってしまっています。

安心して下さい、やりますよ(英会話を)

加えて、英会話は小中学校の英語の授業で習います。

であれば、どんどん吸収する子供時代の柔軟な脳を単なる英会話に使うべきではないてしょう。

英語音読はメリットだけ?

では、当スクールの押し進める英語音読はメリットだけなのでしょうか?

「耳障りのいいことばっかり言って!」

と言う声は当然です。

この将来を見据えた英語学習にも難点はあります。

英会話はすぐに体験可能だが、、

本の英語音読は、実生活ですぐに有用性が実感できないことです。

英会話をしていると、外国人がいた時に話しかけて、

「通じた!」

と言う体験ができ、効果を実感できます。

英語音読の場合

しかし、本の音読、例えば「ふたりはともだち」の音読をしていて、外国人と話そうとしても「かえる」の話しか出来ません。

「なぜ急にカエルの冬眠やら手紙の話を、、フランス人に見えるのかな?」

と話しかけられる側はなってしまいそうです。

これだと、学習意欲が湧かない可能性もあります。

両親、ジジ、ババの出番だ!

しかし、そこはご両親、おじいちゃん、おばあちゃんが子供を褒め上げ、乗せてあげることでカバーできます。

何を言っているのか、わからなくてもいいんです。本人だってそんなにわかっちゃいません。

褒めてあげて

「私は(俺は)英語ができる!」

と信じさせることが重要なんですから。

結論:英語の本を読む

英会話、テストや資格を目的にすると、どうしてもそちらに適した学習になり、視点も短期になりがちです。今までの日本の英語教育です。

それこそ、8月によく聞く言葉

「いつか来た道」

の英語版です。

私たちは過去の失敗から学ばなければなりません。

と言うことで、子供のうちは、英会話をしたり、単語テストをしたり、プリントをさせたりせず、どんどん本を読ませ(出来れば音読)、英語と知識と感受性を身に付けさせましょう。

日本語の本も忘れずに!