「受験のための英語」が損なっているもの

よく学生自身や親御さんから聞くのが、「受験のための英語が大切だから」という言葉です。これに基づいて、多くの学生や親はプリント学習や英語の補修に取り組んでいます。しかし、この考え方が、皆さんの「英語力」の向上を邪魔しているように思います。

確かに、受験は重要なことです。「実用的な英語が必要だから、受験なんぞ気にするな!」とは言えません。しかし、短期的な目的=「受験のため」が、長期的な目標である「英語を話せるようになる」とは、必ずしも一致していません。「受験のため」という考えが、長期的な英語力を減退させている面もあるのです。

受験英語でも教科書が基本

公立重視の富山県

特に富山県では、ほとんどの人が良い公立高校に進学することを目指しています。しかし、公立高校の受験問題はオーソドックスであり、教科書を理解していれば対応できます。

なぜなら、そのように教育委員会が作問しているからです。

そのため、学校外での英語の補習や志望校別の授業を受ける意味はあまりありません。

私立の学校は独自基準で出題する

私立高校の場合は独自の問題が出されることがあります。

そこには難問奇問があり(英語に限りません)、必要とされる語彙力が多かったり、読む分量が多かったり、内容が難しかったり。

教科書以外の書籍を用いて学習する必要があります。

しかし、公立高校の受験は基本的には中学で学んだ範囲内の問題です。そのため、教科書の内容をしっかりと頭に叩き込むことが重要です。

公立高校受験:学習塾(英語)は必要か?

英語教科書を音読しよう!

その方法の一つが「音読で丸覚え」です。音読は単なる暗記ではなく、多くの利点があります。まず第一に、音読は英単語や文法を視覚と聴覚、口述と結びつけることで、記憶に深く刻み込む効果があります。また、口に出して言葉を発することで、スピーキング力や発音の改善にもつながります。さらに、リスニング力も養われるため、英語の聞き取りや会話能力の向上にも役立ちます。

さらに、音読は英語に慣れることで、自然な流れで文法や表現を身につけることができます。その結果、英語を使った文章や会話をスムーズに理解し、適切に表現する力が向上します。

このように、音読は単なる暗記作業ではなく、多角的な英語力向上につながる重要な学習方法です。受験勉強と英語学習のバランスを大切にして、豊かな英語力を身につけましょう。