英語学習の基本←高校生新聞

以前も参考にしたこのサイトについて、またもや言うような英語の勉強方法が載っていたので紹介いたします。

中3で英検準1級に合格した高校生の勉強法が実践的だった「世界が広がり楽しい」

高校生新聞ということで、現役の高校生が中学生時代のことをに書いた記事です。この方は、中学3年で英検準一級に合格されたそうです。すごいですね!

この方の学習方法は、高校生だけでなく、中学生、大学生や、大人の皆さんの英語勉強法にも大変示唆に富む内容だと思います。


(参照:英検2級勉強法←高校生新聞より)

英語教科書は暗唱できるように

まず最初に、このスイさんと言う高校生記者は

教科書の例文を全て暗記

中3で英検準1級に合格した高校生の勉強法が実践的だった「世界が広がり楽しい」

したと書いておられます。

ここで暗記と書いてありますが、本文では、

学校の教科書の例文をテスト前に全て暗記すること!例文の日本語訳を見ながら完璧に言えるように練習します。この時、全てかかずに口で言うようにして、、、

中3で英検準1級に合格した高校生の勉強法が実践的だった「世界が広がり楽しい」

と書かれており、音読して暗記したことが伺えます。

完全に同意です。

教科書の丸覚えは、英語学習における「きほんのき」です。

これによって、基礎的な用語、文法はほぼ行けます。まず教科書となる、基本書の例文は丸暗記すべきです。

これは、テスト対策を主とした学生だけでなく、大人にも有効です。

英会話の際には、丸暗記した例文が頭の中で、別の言葉と組み合わされ、別の文として口から出てくるわけです。ですので、「覚える」ことは重要なわけです。

そしてその際に注意しなければいけないのが、口で音読して覚えると言うこと。

頭の中に英語があることと、それが口からスムーズに出てくるかは別問題です。知っていても、口からはなかなか出て来れません。

しっかりと口を使った暗記をしましょう。

ですので、英会話の勉強は丸暗記と言っても過言ではありませんね。

洋書は日本の洋書(?)で

長文対策として洋書を読むことが、ここではおすすめされています。

これもその通りだと思います。この方は、興味がある本を読まれたそうですが、好きこそものの上手なれ。

好きな本で良いので、どんどん読みましょう。

私がオススメなのは、日本のメーカーが作った英語の本。よりオススメなのは、日本語で翻訳が出ている本です。

日本語で読むことが可能なので、どうしてもわからない箇所は参照することができますし、また先に日本語版を読めば、内容が推測でき、イメージができて、理解しやすくなります。

もっと言うのなら、日本の作品の英語版。

というのも、海外の作品は、習慣や考えの違い方から、どうしても理解できない表現があります。その点、原典が日本語なら、それも少なくなります。

ラダーシリーズというIBCパブリッシングからでている洋書シリーズは、レベル別でしかも種類も揃っており、オススメです。

ラダーシリーズ 走れメロス run Melos run

リスニングは付属のCDを

この記事ではリスニングについては書いてありませんでした。リスニング力は、英会話において最も重要な要素。これの強化なくして、英語ができるようにはなりません。

リスニングの学習には、教科書の暗唱時に、付属のCDを使いましょう。

CDに収録されているネイティブの英語を、真似して、完コピできるようにし、暗唱できるようになりましょう。そうすることで、「暗記+リスニング力の強化」になります。

またここで紹介されている、洋書を読む際にも、CDは有効です。

CDを聴きながら、文に目を通すことで、英文を読む際によく起こる「最後から訳す」と事をしなくなる訓練にもなります。

1つの教材を利用し、尽くしましょう!

あとは語彙力

語彙力は万能薬

それに語彙力です。今回はこの英検準1級に受かったと言う内容なのに、語彙力の対策が書かれていないのは、片手落ちな気がします。

語彙力は、英語の基礎となる部分で、語彙力は英語の90%以上の問題を解決してくれます。知らない単語は、絶対にリスニングもスピーキングできないし、リーディングもライティングもできません。頭の中にないものはいくら努力してもわかりません。

ですので、語彙力は英語力の基盤となります。

英検準1級など、難易度の高いテスト対策は、まず第一に語彙力強化がくる、と思っておいてください。

語彙力は頻度

語彙力は、膨大な量の言葉を覚えることで身に付きます。 覚える、ためには、頻度が大切。

こまめに、何度も同じ単語帳に目を通しましょう。徐々に、何となく記憶に刷り込んでいく。そしてたまに自分で単語テストをすることで、ゴリっと脳に負荷をかける。

こういったことの繰り返しで、いつの間にか語彙力がついていきます。

英語は筋トレです

これら効率的なやり方を紹介しましたが、あとは皆さんがやるかどうかです。ここが英語は筋トレ、と私が言う点です。

筋トレも、やれば筋肉がつきます。その筋トレも、特別な機材は入りません。腕立て伏せや、腹筋など家で、その場でできます。

しかし、やれなかったり、続かなかったり。

英語も同じ。

今から、その今いる場所で勉強を始められます。そして手が空けば、音読することが無理でも、単語帳には目を通せるはずです。

それができるかどうかです。