高校生新聞、と言うサイトに、元不登校の高校生が英語力ゼロから独学で英検2級に合格 見習いたい勉強の工夫という大変興味深い記事が載っていました。
- 英語力ゼロから英検2級
- 不登校の高校生
など、とても目を引くワードです。とても短い記事ですので、ぜひ皆さん読んでみてください。
高校生新聞についての過去記事はこちら:英検準2級は1か月の準備期間で可能か?←高校生が考えた
英語は主語・述語(動詞)を捉えることが重要
主語と述語さえ分かれば、「それ以外は飾り」と割り切って読むことができます。
元不登校の高校生が英語力ゼロから独学で英検2級に合格 見習いたい勉強の工夫
本当にその通りで、高校生レベルの英文であれば、ほとんどの文が理解できます。
そもそも主語と述語をしっかりと抑える事は、英語のみならず、国語力の基本です。と言うよりも、そんな大それたものではなくコミュニケーションの基本でもあります。
日本語は、主語が省略される、述語が最後に来る、と言う英語と大きく、文法構造が異なっているので、文意を読み取るためにもこの2つをしっかりと把握する事は大切です。
ちなみに、英語が不得意な子に多いのは、主語は目的語が出てくると混同し、述語に関しては
- ing形
- to不定詞
- 過去分詞形
の動詞亜型を述語と混同してしまうケースがよく見られます。
ましてや1つの文に主語動詞が2つ出てくるような分、例えば接続詞ザットで繋がれた分野、関係代名詞などではもう何が何だかわからないようになってしまいます。
この辺の事は、日本語でネチネチと学ぶことが重要で、学校英語のように英文解釈をする事は非常に有効です。
リスニングは「英文を見ながら」もやろう
リスニングに関しては、
そこで、英検の過去問の解答に付いているスクリプトを読みながら、問題を聞いてみることにしました。
元不登校の高校生が英語力ゼロから独学で英検2級に合格 見習いたい勉強の工夫
英検の合格を目指すのであれば、これだけ最低限やっていけば間違いないでしょう。それぐらいまで的を射た考え方だと思います。これは自分で開発したとしたら素晴らしい才能です。
よくある学生の勉強の方法は、問題を解いて終わり。
少しやる気のある生徒だと、問題を繰り返しやる。
ですが、英文を見ながらリスニングを繰り返したり、日本語訳を見ながらリスニングをすると言うことをほとんどの生徒しません。
それらの方法が有効である、と言うことを知らない生と思いますが、知っていてもやらないのが残念ながらほとんどです。
英語を教えている者としての総括
皆が陥るあれもこれも
みなさん、やるべきことたくさんがあるでしょう。あれもやらなきゃだめ、これもやる必要がある。
これについては、英検対策だけでなく英語学習全般に言えることです。皆さん「あれもこれもそれも」、と手を出し、結局どれもこれもが中途半端になってしまう。
そういう観点から言えば、この著者の3つに絞る、と言うのはとても理にかなったことだと思います。そしてこの3つともに、すべて英語学習の本質的なことです。
ほんとに高校生が考え付いたとは思えない位素晴らしいものだと思います。
全振りしよう
英語学習に時間がない場合や、受験までに日数が限られている場合、自分に集中力がないとわかっている人は、この方法にかけても良いかもしれません。
間違いなく私もこの記事と同じようなアドバイスをします。ぜひとも、このやり方実践してみてください。