英語学習は「挫折」を避ける

英語学習に関するアンケート

オンライン英会話授業を展開する会社が、社会人の「英語学習の挫折」にフォーカスした調査結果が出ていました。

何度も繰り返してますが、英語は息の長い学習が必要です。
その長さは、2,000時間以上といわれ、超長期で考えなければいけません。

(関連ブログ:Nikkei Style:英語の学習は逆算で(時間がかかる)

そういう意味で、学習を止めてしまう「挫折」が最も避けなければいけない事態です。そのためにも、本調査は示唆に富み、英語学習者の参考になります。

約9割が英語学習に挫折

あなたは英語学習の継続について、自ら定めた目標を達成する前に挫折した経験がありますか?

【英語学習の挫折に関する実態調査】

と言う質問に対して、87.4%が「(多かれ少なかれ)英語学習に挫折したことがある」と答えています。

ここから導かれるのは、これをご覧になっている「あなたも挫折しますよ」、と言うことです。

自分だけは挫折しない、大丈夫!

と考えるのは、人間よくあることで、心理学用語で正常性バイアスと言われています。

あなたも英語を習得したいのであれば、なんとか挫折しないようマネージする必要があります。

また、英語学習を開始してから初めて挫折するまでの期間を教えてください

【英語学習の挫折に関する実態調査】

という質問には、この調査の最短期間である、「3ヶ月以内」が81.4%を占めています。

この期間は、回答者の平均取ったものではないため、どれぐらいの人がどれくらいの期間で挫折したのか、三日坊主なのか、60日程度は続けられたのか等、分かりませんが、ともかく90日程度でほとんどの人が討ち死にしていると言うことです。

英語はとにかく3か月間続ける努力を

ここから学べる事は、「とにかく3カ月間は何とか続ける」と言うことです。

3ヶ月続けば、後は何とか続けていける可能性がぐーと高まるので、この期間は、効率などを考えず、「とにかく続けることを目標」とする。

そうすれば、英語習得に必要な学習時間達成に向け、進み続けることができる可能性が高まります

ちなみに、挫折理由として挙げられるのが、一位が「モチベーションの低下」で2番、3番目が「継続するための自己管理ができなかった」、「英語の上達を感じることができなかった」と続きます。

この区分は、2番目と3番目の理由は、1番目の」モチベーションの低下」含まれるのでは?と思わなくもありませんが、逆に言うと、

モチベーションさえ保てれば挫折をしない

と言うことです。

人とのつながりも重要

ちなみに、72.4%の人たちが

「1000人のコンサルタントが出ます英語学習を管理してくれれば継続できた」

同上

と答え、66.7%が

「英語学習のコミュニティーがあれば、英語学習を続けられた」

同上

と答えていて、学習においては「人とのつながり」が、続けられる重要な要素ではなかろうかと思われます。

自分を励ましながら(ごまかしながら)、みんなと3ヶ月間学習を続ける

と言うのが、作戦となりそうです。

(元サイト:【英語学習の挫折に関する実態調査】英語学習経験のある社会人、約9割が「挫折したことがある」と回答