伊賀タウン情報ユー、と言う三重県のローカルニュースサイトに
「英検準1級合格 内山さんと池澤さん 名張青峰高」と言うめでたいニュースが載っていました。
記事によると、
三重県立名張青峰高校(名張市百合が丘東6)普通科3年の内山弘陽さん(17)と池澤一真さん(18)が、日本英語検定協会実用英語技能検定(英検)の大学中級程度の英語力に当たる準1級に合格した。2人の今後の活躍に期待が寄せられている。
伊賀タウン情報ユー
内山さんは昨秋、大学受験を見据えて初挑戦した2級に合格したのを機に準1級を目指すようになった。
とのことでした。
英語に学力は関係ない
平均レベルの高校生
どうせもともと頭の良い人たちなんでしょ?と思われるかもしれません。
私もそう思い、この学校を調べてみると、トップ進学校どころか、ふつうは進学校とは称されない高校でした。(偏差値ベース。氷見高校(普)、新港高校、小杉高校等と同程度でしょうか?)
富山県のトップレベルの高校の生徒でも、英検準1級を持っている、もしくはそのレベルの英語力がある、生徒は少数でしょう。
ここから導き出されるのは、英語に学力は関係ない、と言うことです。
継続的な練習のみ
継続していれば必ずできるようになる、それが英語です。センスや記憶力などは多少学習進度に影響は与えるでしょう。しかし、それは全体でみれば無視できる程度です。
いわゆる「運動神経」などのように、運動の出来に大きく影響を及ぼすようなものは、英語にはありません。動体視力が良い、などのアドバンテージも存在しません。
音楽における「音痴」な人も、英語(というより語学)にはいませんし、また空間図形で適切に想像できる能力も必要ありません。
何せ、覚えて練習していれば、要は続けてされればできるようになります。
英語は一発逆転のチャンス
日本はまだまだ英語ができれば、「人と違う」、没個性、差別化できる国です。
大学入試にも有利
以前のブログでも書きましたが、一流の大学さえ英語ができれば優遇されるのです。英検だけで推薦入試の基準を満たせたり、受験時の科目免除・加点処置などなど。
大学によっては、学費の面で優遇(奨学金がもらえたり、学費が一部免除など)もあります。
単なる言語を出来るようになるだけで(それもそんなに高いレベルではない)、こんなにいいことがあるのです。
就職にも有利に?
就職も、英語ができれば、その幅は他のどの要素よりも広がります。これは、商業科、工業科などの専門科に通う生徒も同じ。
簿記+英語
設計+英語
で、将来の活躍の場が大きく広がります。そして、それは簿記や設計と同じく、努力していけば必ずできるなのです。
円安などで日本の相対的地位が下がる中で、日本以外の国で稼ぐ、という選択肢が出てきます。
ちやほやもされる
そして英検準1級を取得すると、顔写真入りでメディアにも取り上げてもらえるのです。えn
こんなにチート科目はありません。
とりあえず英検2級取得をめざそう
では、どれくらい英語ができればよいかというと、当面の目標として「英検2級」の取得を目指しましょう。この級は、高校卒業レベルで、大学にも英語力を認めてもらえるレベル、国際的には「まあ何とかコミュニケーションをとれる、と認められなくもないかもしれない。」というレベルです。。
この級により、初めて英語のスタートラインに立つレベルです(現実には不十分な英語レベルではありますが)。
ですので、この級を取得するようにしましょう。