現代新書から出ている「シンプルな英語」の著者、中山裕木子さんが、プロモーションも兼ねてからか、
「非ネイティブでも戦える!万人に聞く英会話訓練方を伝授します」
と言う記事を執筆されていましたので紹介します。
万人に効く、って物凄く魅力的ですよね!
非ネイティブにとって英語は「プレゼンテーション」
プレゼンして要求を通す
著者は、私たちのような非ネイティブにとって、英語は「プレゼンテーション」だと言っています。
周到に準備をし、「英語を話せる自分」を作りこむ
のだそうです。
確かに、私たちにとって英語を使う時というのは、自分の要望を叶えるために使うことが多いでしょう。
自分の能力を認めさせたり、物の良さを伝えて買ってもらったりと、まさにプレゼンテーションです。
アドリブではなく事前準備(練習)
プレゼンテーションであれば練習、準備が必要となります。
著者はその準備を周到にしておけば、日本語だろうと英語だろうといける、と言っております。
スティーブ・ジョブスも周到な準備
私の様ににプレゼンテーションが得意ではない人達は、準備を入念にしなくてはなりませが、プレゼンが上手と言われた人たち周到な準備をしていたそうです。
例えばアップルのスティーブ・ジョブス。彼はプレゼンテーションが上手なことで有名でしたが、周到な準備をしていたそうです。
元同僚曰く、
「その場の思いつきで話しているように見えるのは何度もリハーサルを重ねた賜物だと言うことに、たいていの人は気づいていない」
とのこと。
もちろんもともと才能もあるのでしょうが、加えて猛烈な努力もしていたんですね。
練習で何とかなるなら練習しよう
- 英語=プレゼンテーション
- プレゼンテーション=練習
と言うことは、英語=練習なので、英語は練習さえすれば何とかなる、ということです。
地位や才能でなく、練習で何とかなるなら実現は可能です。
ビジネス英語は練習に向いている
ビジネスパーソンは日々プレゼンしている
このプレゼン練習英語は、学生よりもビジネスマンに向いています。
学生はさまざまな英語を学ぶ必要がありますが、ビジネスパーソンは、自分に関係のある特定の分野の英語を学ぶだけで良い上、営業する時などで、日々プレゼンをしています。
必要事項を英語にして音読しておく
ビジネスマンは、英語での基本的な挨拶、自己紹介などを定型で覚えておき、加えて5F、3Cや6Pに基づき、自社や自社製品、サービス、市場や他社に関する情報を英語で作っておいて。何度も音読して覚えておきましょう。
技術者や研究所であれば、その分野の専門用語も加えましょう。
専門分野の英語はいける
しかし、これには有力な反論もあると思います。
「聞き取りが出来ないと、コミュニケーションは出来ないのでは?」と。
これは不思議と何とかなります。
少し前の話なってしまいますが、ゴルファーの青木功の英語の話。
青木氏はジャックニクラスとよく談笑していたそうです、英語が得意とは言えなかったにも関わらず。専門分野だと、単語からある程度内容を掴めるのだと思われます。
私自身の経験からも言えて、同業者であれば、聞こえてくる単語から、相手の言いたい事を大まかには理解することが出来ました。
プレゼン英語を磨く、と言うは英語でコミュニケーションを取る近道の一つですね。