この英語学習法にハマってる人いないよね?マイナビ

マイナビに『日本人がハマりがち! 「やっても伸びない」3つの英語学習法』という英語学習についての記事が掲載されていました。

共感する部分が大変多かったので、ブログにいたしました。

ここでは、日本人がはまりがちな英語学習法について下記のように指摘しています。

  • 洋画などを用いたレベルの高すぎる学習
  • スピーキングに正確さ・完璧さを求めすぎる
  • 間違った音読やシャドーイング

完全に同意です。

洋画を英語学習の素材にしてないよね?

よくSNSや、ブログ、Yahoo!などで、洋画活用勉強法、Netflixを英語学習で使い倒す、等気軽で、お金のあまりかからない方法として、こういった動画素材を使った英語勉強法が流れてきます。

英語のレベルにもよりますが、ほぼ、これらの学習方法は、あなたの英語力を向上させません。

この著者が言うように、洋画は英語のレベルが高すぎです。字幕を見ていると簡単に感じるのかもしれませんが、初級、中級者には向きません。

加えて、洋画はスラングなども多用されます。これらは、本来の英語の意味とは異なっているため、その都度理解し、覚えていく必要がある。

全体として非効率

しかし、私たちは、スラングなど全くもってやる必要ありません。

たまに、ネイティブの言い回し、スラングなどを重視する方がいらっしゃいます。が、普通の日本人にとっては、全くやる必要はありません。

そもそもネイティブといっても、代表的なアメリカ、イギリスにおいても、発音は全く異なりますし、今下異なる場合があります。スラングにも、地域性、世代間の違いがあります。

そんなものをやるよりも、まだまだ不十分で不完全なオーソドックスな英語表現を習得すべきです。

順番があべこべです。

以上のことから、洋画を使った英語学習がやるべきではないと、断言できます。

洋画は、海外への関心を深めて、英語学習のモチベーションとするもので、学ぶ素材ではありません。

正確な英語を求めすぎてないよね?

著者は、日本人は「スピーキングに正確さ・完璧さを求めすぎる」としていますが、これも完全に同意です。

英語、ひいては言葉と言うものは、相手に自分の意思が、伝われば良いわけです。多少なりとも不完全だったり、間違いが含まれていたって相手がわかってくれればよい。

完璧でなくても、正確度100%でなくてもよいわけです。

しかし、これは行きすぎると、英語学習そのものの否定なってしまう場合があります。

例えば、飛行機の機内サービスを受ける際に、日本語で「私はオレンジジュース」と注文するフレーズを、直訳して「I am orange juice」と言ってしまうと言う笑い話があります。

海外旅行程度なら良いでしょう。しかし、逆に外国人が「出来るかわたしは持つコップ一杯のオレンジジュース?」と言っている事を、良しとはしませんよね?(can I have a cup of orange juice?をそのまま日本語にしました)

ですので、ある一定以上の水準は求められるわけですが、そんなに高いレベルの事までは求められてもいないということがあるわけです。

日本人の国民性?

それにしても、日本人の国民性なのか、高いレベルで完璧性を求める傾向があります。ネイティブのような発音を目指して、他のことが疎かになると言うケースは非常に多く見られます。特に本人ではなく、英語教室に通わせておられる保護者に

これは、時間、お金、労力の無駄につながります。

そんなもの、完璧を求めるよりも、もっと他にやること、端的に言えば、語彙力をつけること、があります。

こういった方は、現実がわかっていないし、優先順位の付け方が間違っていると言わざるを得ません。今からでも遅くありません。気をつけましょう。

英語の反復練習もちろんしてるよね?

最後の「間違った音読やシャドーイング」の章に関しては、音読の回数のところだけ言及します。

この音読の回数については当に軽視されています。

音読と言えば、1回か2回、声に出して終わりと、言う方が結構いらっしゃいます。これは本当に多い。

「英語発音できる」「読むことができる」ということ、「その英語を使える事」、そして「また英語を話せること」とは全く違います。

読めて満足してしまっては、いつまでたっても、英語を話せるようになりません。

音読30回以上はしてるよね?

この著者は「音読を30回」と書かれておりますが、私は30回では足りないと思っています。

音読は、「暗唱できるようになるまで」、加えて、「音声を完コピできるようになるまで読め」といっています。

正直、何回でできるようになるとは言いづらいのですが、私は百回位は必要だと思っています。

科学的では無いのですが、私はそれぐらい読んできたと思います。特に、私が使っている「frog and toad」は、生徒と一緒に呼んでいるので多分300回は越えて読んでいます(多少サバ読み)。

国語教科書にも使われるガマ君とカエル君

ネイティブの言うこと鵜呑みにしてないよね?

私はうんざりするくらい非効率で、不十分な英語学習法をネットでみるだけでなく、対面でも聞かされています。

このダメダメ勉強法は、学習者本人だけからでなく、英語講師からもよく聞こえてきます。特にネイティブの先生からが多いような気がします。彼らは真剣に外国語を学んだことがなく、英語を学ぶことが、それも言語的に最も遠いとされる言語である我々日本語スピーカーにとって、どれだけ大変かをわからないのだと思います。

ネイティブ講師は別に英語を話せるだけで、英語を「話せるようにする」プロでないどころか、外国語を学ぶことがなんなのかを知りません。

そういう意味で私たちも、英語学習法については、同じく英語を学ぶ大変さ、苦労をしてきた私が、日本人に必要な要素を考え、立案して、外国人講師が実行をしています。

英語はプラグマティックに学ぼう

音読しか勝たないよね?

ではどうしたらよいのか?ぜひ私たちのスクールに来てください。我田引水で恐縮ではありますが、秘密でも何でもない、英語習得の秘訣をお教えします。

そして通って頂ければ、一緒に練習して、英語が話せる様に致します。

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥。これを機にお問い合わせください。

お読みいただきありがとうございました。