今日から7月です。2024年も半分が終わってしまいました。本当月日が経つのは早い。光陰矢の如し。
さて、私は常日頃から、「日本で英会話は習うな」と、英会話習得の難しさを英語教室を開催しながら訴えておりますが、なぜそう言うのか、の部分がいまいち親しい人の中でも理解されておらず、単なる逆張り人間みたいな感じで捉えられていたの単なる「逆張り人間」みたいな感じで捉えられていました。本気でそう思っているので、逆張り人間だと思われるのは悔しい。よって今回はなぜ「日本で英会話習得は難しい」と言えるのかを改めてブログにしたいと思います。
英語を聞き取れても話せない
よく皆さんの経験としてあるのが、「相手の英語はわかるのに、それに対する返事がうまくできない」と言うものです。この状態、まさに英会話力(≒スピーキング力)はリスニングより上位である(難しい)と言うことを示してくれていると思います。
そして、またよく聞かれるのが、(喋っている英語を聞いて、特に難しいことを言っているわけでもないのに、私には言えない、ということです。
聞き取れるのと、話せるのは違う。
頭の中に英語の知識はあって、聞き取れるのに、どうして話せないのだろうと胸がもぞもぞし、悔しい思いをします。
それはなぜか?それは英語の知識を使う練習をしていないからです。
これは難しい話ではなく、普段使っている日本語でも同じことが起きています。
例えば、「あさがおの育成」ついて理科的に説明して下さい、と言われたらどうですか。急に言われたらできませんよね。
もちろん、小学校の先生をされている方には、そこまでびっくりするような話では無いかもしれません。しかし、普通の人には難しい。そういうことなのです。慣れていないからできない。
英会話に慣れればいいだけのこと!
なんだ、簡単じゃん
であれば、慣れればいいんです。慣れるだけ。簡単です。
ですから、普段から英語で考える癖をつけ、外国人がいたら英語で話しかけて練習をし、洋楽を聴き、洋画を字幕なしで見てみましょう。
これが英会話教室の言うことで、英語の本の言うことです。
実際には、こんなことできません。
実際にはできないよ
少しできたとしても、2週間もすれば、やらなければならないこを忘れてしまうでしょう。英語以外にも考えることはたくさんありますし、そんなことやってたらほかのメインの作業効率が落ちますし、大体において疲れてしまいます。
英会話をするのは、英会話教室に通っている週に一度の一時間だけ。
これが、日本の英会話練習の環境なのです。
普段の生活において英語を使う機会がない。よって、英会話力が伸びない。これはしょうがないことなのです。
しかし、英会話教室や、英語関連サービスは、皆さんの英語をかっこよく話せるようになりたい、と言う思いを突いて、言葉巧みに近寄ってくるのです。
絞るだけ絞られ、ケツの毛まで抜かれて、英会話力が特に上達せずに辞めていくわけです。
日本でできることはリスニングと語彙力強化
では日本でできる事は無いのか?それは違います。
日本でできること、それは、英会話と言う上位概念の下位のものである、リスニング練習と語彙力を身に付けることです。これをみっちりとやっておき、英会話ができる場面に備えておくわけです。
その方法として、音読をするわけです。
非常につまらないかもしれません。しかし、現実にはこれぐらいしかできません。
ですので、これに耐えられない場合は、英語を諦めると言うのは非常に現実的で、時間とお金を無駄にしない決断だと思います。
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