今の中学3年生が受ける富山県の県立高校入試が来週に迫ってきました。
受験生は、この週末も合格に向けて努力していることと思います。
英語の問題は分量が多く、解き終わらない生徒もいるそうです。
試験では、1点でも多く取ったものが勝ちです。
「がんばった」という過程や、「惜しい」は価値がなく、無意味です。
ルール内で、あらゆる方法を使って1点でも多く取ったものが「合格」と言う栄冠を手に入れることができます。
その1点でも多く取るためのテクニックをアドバイスしたいと思います。
時間内に全て時折、得点安定していると言う方には役に立たないかもしれませんが。最後の最後に、藁をもすがる思いで、当ブログに辿り着いた方のお役に立てればと思います。
リスニングについては少しだけ
リスニングについては、特にありません。リスニングは相手のペースで進みます。こちらがどこできることは少ないです。
その中であえて言えば、「次の問題の想像を膨らませる」と言うこと。
次の問題の放送を待っている間、次の問題の選択肢を読み、どういった英文が流れてくるのか、を想像しましょう。
日本語だって急に話を振られれば「何の話?もう一回言って。」となることがあります。
母国語でもなるのですから、英語で話もっとこの状況に陥ります。
事前に話を予測することは非常に有効です。
戦略「取りやすいものから」
大きな考え方としては、出題の順番通りに取り組むのではなく、
「取りやすいものから」
取り組んでいくと言うことです。
出題順序が後だからという理由で、得点できる問題を後回しにして、時間不足や、疲れた頭で考えて間違える、と言うようなことで点を取れないことを避けるためです。
これが今回の大きな考え方。
その上で作戦としては
- 長文は後回し
- 記号問題は何か埋める
と言うこと。
長文は、読んで考えた挙句、わからない、得点できない、と言う可能性があります。
ですので長文ではなく、すぐに回答に取り込める問題からやりましょう。
記号問題は、4択か3択。どれかを埋めておけば、4分の1以上の確率で得点できます。
ですのでわからなくても必ずどれかを埋めておくことが重要です。
以下具体的
リーディングは英作系から
次は大問1は[1]だけ
リスニングが全て終わったらリーディングです。
ここは順序通り大問1へ進みましょう。
ここで注意すべきは[1]だけやって下さい。ここは先程言った、長文問題でもなく、また記号問題です。
ここは取り組み、わからなければ、とりあえず何かを選んで、答えを回答用紙に記入してください。
後で記入する点ではなく必ず記入してください。
時間が足りなくなったり、埋めるのを忘れたりして、空欄で終わるのを防ぐためです。
次は大問3へ
すぐ答えられるものから
次は飛んで大問3へ。大問2等を飛ばす理由は長文だからです。
[1][2]から取り組みましょう。
この2つのそれぞれの問題に費やす時間が少なくて済みます。
英作文は微妙
[3]は英語が得意な人だけ取り組んでください。
というのも、英検などの英作文と異なり、この問題でどれだけ部分点がもらえるのか微妙だからです。
ご存知の通り、富山県の入試の各科目の最高点は40点。
小数点以下は無く、またこの出題数の多さを考えると、英作文への配点は高くなく、部分点が限られます。
部分、が限られるという事は、ちょっとやそっとじゃ、点数をくれないと言うこと。
最初のほうに取り組むべきか微妙な問題です。
長文は大問1に戻ろう
これが終わったら大問1に戻りましょう。同じ長文だからといって、どっかやっていいと言うわけではありません。
大問題1の設問は、比較的浅く、サクッと答えられます。他の問題は、文章をしっかりと理解しないと解きづらいです。
過去問参照はこちら:富山県高校入試(英語)
作戦は重要
以上、小手先ではありますが入試へのテクニックを申し上げました。
入試は二日間にも及ぶ長丁場。英検のように、英語を小一時間やって終わりではありません。
他の科目にも、なるべくシャープな頭で取り組みたいですよね。そのためにも労力を少なくして、得点は多くしたい。
そのためにもしっかりと作戦を立てていくことが重要です。
皆さん頑張ってください。
そして、高校入学後は、当スクールへ!!