「小樽ジャーナル」という北海道小樽のローカルインターネット新聞に、小樽の中学2年生の兄妹が、英検2級に合格したという記事が掲載されていました。
「なぜ小樽のニュース?」と思われるかもしれませんが、英検や英語学習の情報を広く情報収集していた際に発見しました。
記事によると、小樽の中学2年生の兄妹は、そろって2021年度第2回英検の2級に最終合格したそうです。
英検のレベルをもう一度
ここで中学2年生が英検2級に合格した意味について確認します。
英検というのは5級から1級まで7段階(2級と1級については準級があるので5+2段階)ありそれぞれのレベルはざっくりいうと
5級 →中学1年
4級 →中学2年
3級 →中学3年
準2級 →高校中級程度
となっており、今回この兄妹が合格した2級というのは、英検協会によると
レベルは高校卒業程度とされています。社会生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められます。入試優遇、単位認定、センター試験対策、さらに海外留学や社会人の一般的な英語力の条件として幅広く適用されます。
英検協会 準2級の試験内容・過去問より
とされています。
この兄妹は特殊だからではない
中学2年生でこの結果は素晴らしいですよね。
ですが、
- 「(わが子とは)頭の出来がちがう」
- 「この兄妹すごい!それに比べて、、、」
等と悲観する必要はありません。
たまに低学年でものすごい英検級を取るスーパー小学生なども目にしますが、その子たちと比べて悲観する必要はありません。
しかし見習うべき点はあります。
記事によると、この兄妹は
小学4年生から自宅でオンライン英会話を始め、現在もほぼ毎日勉学に励み、英検対策講座も受講するなど、合格に向け努力をしてきた。
小樽ジャーナル 英検2級合格 小樽菁園中・長谷川兄妹大健闘
ということです。
小学校4年生から英語を始めたということで、決して学習開始年齢は早いほうではありません。今の教育制度ではごく標準的なの年齢から英語を始めました。
しかし、「ほぼ毎日勉学に励み」努力をし続けたということです。
英語に才能は関係ない 努力だけ
この努力が、他の子とは異なる、類まれな結果を生んだのです。
繰り返しますが、英語に才能は関係ありません。
誰でも、必ず、できるようになります(努力すれば)。
日本語で考えてみましょう。日本人で日本語ができない人はいません。
英語だって、普通のアメリカ人やイギリス人は誰でもできます。
英語は単なる言語のひとつ。プロ野球選手やオリンピック出ること、数学や物理で博士号をというのとは、レベルが違うのです。
やるか、やらないか。
それだけです。
(英検講座はこちら)