英検–令和4年度第2回一次の結果

過日、10月初旬に行われた本年度第2回目の英検一次試験結果発表がありました。

今回は受験した生徒が少ないものの、ほとんどの生徒が良い結果を聞かせてくれました。

当スクールでは、英検を、英語能力測定の為、内申書の為、適切な学習目標として、受験を勧めております。

射水市の中学校2年生

驚異のリスニング満点

中学入学当初から通っていただいている生徒。もの静かですが、コツコツと努力を重ねて、一生懸命教科書の音読をしておりました。

今回は英検3級を受験し合格。そしてなんとリスニング満点!!

満点と、ものすごく点数が良い、は全く意味合いが違います。1つのミスもなく聞き取ったと言うのは賞賛に値します。「0と1」の違いは全然ちがいますが、その次くらいに100%とそれ以外の差はあるのではないでしょうか。

お母さんは面接試験を心配

さてこの生徒のお母さんは、娘さんの穏やかな、シャイな性格を心配し、二次試験である面接でうまくいかないのではないか、と心配されています。

普段彼女のレッスンの様子を見ている(英語を話している姿を見ている)私たちからすると、全く心配いりません。

英検2級 自信たっぷりの大門高校生

大門高校2年生は、英検2級の一次試験に合格しました。

自己採点や、英作文の再現からすると、少し厳しいのではないか、と思っていましたが、ふたを開けてみれば見事合格。

成績を見ると、リスニングや、英作文に比べて、リーディングの成績がストンと落ちています。まだ詳細はわからないのですが、これは少し難しめの急に挑戦するときに見られる特徴ではないかと思います。

英検のリーディングの大問1は、ボキャブラリー、文法の問題。いわゆる「知っているか、知らないか」で得点できるかできないかが別れる問題。

英検準2級は1か月の準備期間で可能か?←高校生が考えた

ですので、英語力が高くても、「挑戦」的な級を受験する場合、ここで苦労します。

それではないかと。

逆に言うと、ここさえしっかり対策すれば英検は何とかなる、ということです。

英検準2級 片山学園4年生

この児童は、以前に紹介したTOEFL primary で英検準2級程度の英語力が必要とされる点数を取得しておりました。

英語力は充分ですが、少々英作文については少々心配しておりました。というのも、英作文は論理性、言葉を思いつく力が必要で、多くの生徒を見てきた今までの経験からいうと、それらは「年齢」と相関が見られたからです。(低年齢は得点しづらい)。

結果を見てみるとやはり、英作文の得点率がやや低くなっていました。

ともあれ、合格は合格だし、先ほども言ったように、年齢が上がれば英作能力も上がっていく傾向にあるので問題ありません。

面接試験は少し心配

英作文と同じ理由で、面接試験も若干心配しております。というのも、このくらいの年齢だと、恥ずかしさ等もあり、うまく答えられないケースがあるから。答えに詰まると、押し黙ってしまい、その後何も話さなくなってしまうことさえあります。

メンタルの部分を、練習量でカバーしていければなと思っています。(体育会系的発想)

英検二次に向けレッスン中

さて現在は二次試験に向けての特訓を開始しています。

形式を知り、あとは慣れるのみ。 特にテクニックはなく、しっかりとした英語で答えられるように何度も繰り返します。

わたしたち教える側は、本人たちの心配をよそに、みんなの練習を楽しみに見ているところです。

みんながんばろー!