英語ができる子供を育てる←朝日新聞

英語ができる子供にするためのヒント

朝日新聞のマイベストプロと言うサイトに、「英語ができる子どもを育てる」とのタイトルで記事が載っていましたので紹介します。

子供が3歳と6歳の時に今後どのように勉強していくかということが書かれており、参考になります。

サイトはこちら:英語ができる子どもを育てる

子どもは英語の黄金期

この年代は英語学習の視点から見ると

①英語を音として素直に聞ける年代、耳がやわらかい。
②舌が柔らかく、英語の発音が正しくきれいに無理なく身に付けることができる。
③英語を楽しく歌やゲームで学び、外国人講師や英語に抵抗がない。

同サイト

であり、英語を習う黄金期だそうです。

もし可能であれば、この年代から始めた方が良いでしょう。

英語教室としては異端

総論としてはその通りですが、各論としては異色の意見があります。

正直、英語教室の主張としては異端と言っても過言ではないでしょう。英語を主としていない学習塾(プリント式の教室含む)にありそうな意見で、英語業界のメインストリームではないものが散見されました。

その部分だけ、私たちの意見を。。

小学校高学年は文法先取り?

著者は5,6年生へは、中学で習う英語の先取りをお勧めしています。

私はこれに強い違和感を感じます。

文法については、中学の授業が始まってからでも十分に習得できます。

これでは、今までの教育と変わらず、英語が使えるようになる過程だと思えません。 

書いて英単語を覚えろ?

また単語は何度も書いて覚えろ、とも書いています。

たしかに正確なスペルは必要ではあります。しかし「今やるべきことか?」との思いはぬぐえません。

将来を見据え、今やるべき英語を

小学生の強みを生かそう

小学生は、頭が柔らかく、また受験もないので成績はそんなに重要ではありません。であれば正確さよりも量を重視すべきです。

(参考:小学校の英語教育←高岡の現状は

この時期には、たくさん英語を聞いて、話し、語彙力を増やすべきなのです。

門前の小僧が経を聞いて読んで覚える、こんあ感じです。

英語で1番大切な事は、「語彙力」と言っても過言ではないのですから。

両方は選べない

こう思われるかもしれません。

「そんなこと言わず、正確さも量も追及したら?」と。

しかし、両方は出来ません。時間は有限ですので。

正確さを追求する時間は、量を追求する時間が使われます。

逆に量を追求すれば、正確さを追求する時間は少なくなってしまいます。

量と正確さは、トレードオフの関係にあり、ケーキの切り分けをどうするか、という問題なのです。

どちらかしか選べないわけです。

この時期には、正確なスペルなど気にせず、どんどん英語を耳と口を通じて叩き込んでいきましょう。

(朝日新聞のサイトについてのブログ:バイリンガル を育てる英語 勉強法 ←朝日新聞 EduA