英語が苦手でもキャビンアテンダントになるには?

キャビンアテンダント(スチュワーデス)は昔から憧れの職業。

英語を話し、海外を飛び回る姿は、女子にとって昔からなりたい職業のトップです。

当スクールにも、将来必要ですになりたいと言う生徒がおり、日々英語の音読に精を出しています。

英語が苦手でCAに?

今回外資系エアラインでキャビンアテンダントとして勤務した経験のある方の

英語が苦手でも外資系エアラインのCAになれる? 4社内定を実現した「英語オンチ克服メソッド」

と言う記事がありましたので紹介させていただきます。

著者は英語が得意ではないにもかかわらず、外資系エアライン4社からキャビンアテンドずっととしての内定をもらったとのこと。

それらを獲るまでにどう対策したのかが紹介されています。

外資系についてはこちら→”大前研一”流、英語実況中継

英語が苦手な人がやったこと

著者は下記のようなことを行ってきたそうです

1 企業サイト熟読した

企業サイトを熟読し、企業が求める人物像や面接での情報を得たと言うことです。

相手を知るというのは、人間関係でも就職活動においても、相手がいる場合の基本ですね。

2 面接対策で問答集を作成・習熟

1で得た情報をもとに、面接の問答集(英語)作り、それを頭に叩き込んで面接に臨んだそうです。

作戦をきっちり実行するためには、実行段階でアドリブでなく、「練習通り」にできるようにしておくのが、作戦成功の要諦です。

類似の考えの記事についてはこちら→Newsweek誌←英語は「武器センテンス」を

3 リスニングとシャドーイングを徹底

面接はFace-to-faceですので、英語の「聞く」「話す」対策を徹底しました。

これは戦う場面を想定すれば当然の準備です。

4 会社(所在国)毎のアクセントになれる

外資系の航空会社はアメリカや、イギリスなどに

だけではなく、アジアや南米中東など様々な国にあります。

それらの国は独特のアクセントを持っていますので、それらになれると言うことです。

徹底した準備がカギ

これらは、英語についてだけでなく徹底した準備の必要性を説いてくれていますね。

就職活動も、企業分析と言うのはいろはの”い”です。

それをどこまで徹底してできるのか、と言うことです。著者は、

しらみつぶしに読んで、どんな小さな字で書かれた情報も頭にインプット

英語が苦手でも外資系エアラインのCAになれる? 4社内定を実現した「英語オンチ克服メソッド」

それぐらいに徹底したそうです。

これは、国家レベルの情報収集活動の一環として分類されるOSINT(Open source intelligence)と同じで、公開され合法的に入手できる資料や情報を徹底して読み込むことで、相手の事(各航空会社)、行動を読み、備えいました。

iPhone のジョブスも徹底して準備

iPhoneを世に送り出したスティーブジョブス氏。

氏は、プレゼンの巧みさで有名ですが、その人の共感を得るプレゼンは、即興で話したのではなく、徹底した準備を行ったそうです。

その徹底と言うのは、

  • 数週間前から準備
  • 二日間のリハーサル
  • 本番と同じ状況で、2回程度本番同様の予行

と言うもので、本番前にちょいちょいと原稿を見直すレベルではなかったんです。

徹底は英語にもちろん通じる

これは就職活動や、情報活動の世界にとどまりません。

こうした徹底した練習は英語にも通じます。

ホリエモンは1冊の本を徹底

ホリエモンで有名な堀江貴文氏は、大学受験の際、東大の過去問を徹底的に分析したそうです。

中でも、特筆すべきは、英語対策のため英語の文法問題集を、隅から隅まで、注釈等も含めて、一言一句覚えたそうです。

反復は英語の基本

いつも強調しているように、英語は語い力がすべてと言っても過言ではありません。

その語彙力を身に付けるためには、反復して何度も目、耳に焼き付け脳に叩き込む。

同じ教材、英文を何度も。

当スクールでも、教材は100回読もう(音読)と言い、英検を受験する生徒には何度も何度も同じ問題集をさせ、何度も音読させます。

学校の英語教科書も然りです。

一読すると、これらは当たり前のように聞こえるかもしれませんが、実際に行っている人はほとんどいません。

当スクールの生徒でさえしていません。と言うよりもできません。

言うはやすし行うは難し、なんです。

しかし彼女・彼らには語い力(=インプット)の大切さを何度も説いています、何度も何度も(この考えを徹底するにも反復していう必要があります。一回言っただけでは理解してくれません)。

英会話ではなく音読を

英語が発展途上のうちは、アウトプットのみである英会話に逃げることなく、インプット(語彙力)に注力すべきです(果たして発展途上の次の段階に行けるのかはわかりませんが)。

そのインプットと「聞く」「話す」が同時にできるのが音読です。

何度も学校の教科書や教材を音読し、英語を克服しましょう。