時々参照させてもらっているベネッセの教育情報サイトに
英単語の覚え方が掲載されていましたので紹介したいと思います。
参照:英単語どうやって覚えてる? 効率的な覚え方と暗記学習の注意点
英単語(≒語彙力、)を増やすことに関しては、いつも口を酸っぱくしてこの重要性を指摘しておりますが、これはいくら強調しても、しすぎてもしすぎる事はありません
非常に重要なものです。英語の勉強といえば、語彙力と考え精進していきましょう。
各年代で必要な単語数は?
このサイトによると、公立高校入試では1200語程度、大学入試レベルでは5000語程度が必要とされているとの事です。
中学生は教科書でok
高校入試に関しては、教科書に出てくる単語を覚えておけば問題ありませんので、中学生は気にする必要はありません。
教科書の本文を丸覚えしましょう。
(参考:公立高校受験:学習塾(英語)は必要か?)
高校生(大学受験生)はひたすら語い力を!
大学生に関しては、この単語数は少ないような気もします。
大学受験には約8000語程度必要だと思います。5000語で安心してはいけません。
高校生(大学受験生)はひたすら単語を覚える、と言うのは戦略として最善なのではないでしょうか。
「英単語を覚える重要性」が強調
上で、私の持論を述べましたが、ここでも英単語の重要性が持っております。
英語学習では、英文法と英単語を習得する必要があります。英文法の知と英単語の知識の両方があるからこそ、英文の内容を理解する土台を築けるからです。
学校の国語や現代文で日本語の文章を読むときも、語彙力がないと内容の十分な理解は難しいもの。英語でも同じことがいえます。
同サイト
その通りです。
私の肌感覚ですが、英語の90%は語いで決まると思います。
日常会話はほぼこれでいけます。
もし、考えが違う人がいらっしゃれば、悔い改めてください。
英単語の効率的な覚え方
ここでは5つ紹介されています。
【覚え方1】「テスト式暗記」で小テスト直前対策
【覚え方2】「英文穴埋めノート」で定期テスト対策・リーディング対策
【覚え方3】中学生から大人まで「音読」で発音とともに覚える
【覚え方4】「シャドーイング」で英単語・熟語の音声変化とともに覚える
【覚え方5:上級編】「映像+シャドーイング」で使える英語表現を覚える
1から3に関しては、その通りだと思います。
が、4と5に関しては少し「?」が拭えません。
シャドーイングは耳や口のため
4のシャドーイングは、(ここでも書かれていますが)覚えるためと言うよりも、リスニングやスピーキングの練習です。
英単語を覚えると言う点だけを考えれば、もっと良い方法があると思います。
また5のところでも書かれているように、記憶するには、なるべく多くの感覚を使った方が良いとされています。
シャドーイングは目を使いませんので、その点でも疑問です。
5に関しては、どういうようなことをするのかイメージがわきませんでしたので、何とも言えません。
英単語記憶で注意するポイント3つ
三つのポイント?二つ?
ここでは英単語を覚える際に気をつけるべきポイントを3つ挙げています。
【ポイント1】英単語集は例文・音声付きを選ぶ
【ポイント2】英単語集や教材のレベル・単語数は自分に合ったものを選ぶ
【ポイント3】アウトプットと反復学習で長期記憶へ
同サイト
参考すべきでないポイントも
ポイント2は、納得しがたいです。
確かに読解であれば、自分のレベルにあったものと言うのは重要でしょう。
しかし、記憶するためであれば、覚える量が多いか少ないかですので、モチベーション維持の点除けば、別に気にする必要はないと思います。
むしろ、自分との相性が多い、もしくは目的に合っているのであれば、それを使うべきだと思います。
1.3は参考に
ポイント1は必須です。私は英単語は文もしくは文章で覚えるべきと考えています。ですのでこれはmustです。
ポイント3これも重要です。
アウトプットは、インプットと対立するものではありません。アウトプットは、インプットを補強してくれます。
理想を言うならば、アウトプットである「音読」を手段として、インプットすると言うのが理想だと思います。
持続性と「音」を重視すればOK
英語の勉強法と言うのは、書く人に言うことが異なります。
まるで正反対のことを言っている方法もあります。
もう一つ重要な、「続けること」が犠牲にならなければ、よっぽどへんちくりんで無ければ、自分に合ったと思える方法で良いのではないかと思います。
(参考:英語学習は「効果」×「持続可能性」で)
大事なことは、とにかく採用した勉強法で、学習を続けていくことです。