何度も音読
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ヤ夏ノ暑サニモマケナイ、、、
最近うちの4歳になる娘が練習している声が響いてきます。
聞くと、通っている園で宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」の暗唱の練習をしているそうです。
なかなか覚えられず、
「覚えられないから園に行きたくない!」
と言っていたので、励まそう一緒に練習しました。
実施することは同じ音読
これは、日本語と英語で異なりますが、スクールが押している「音読」に変わりはありません。
そして音読は本当に、意味のある勉強方法だなと再確認いたしました。
4歳児なので、文字はある程度読めるもの、まだまだ1字1字毎に認識している段階です。
しかし、詩全体は、ほぼ頭に入ってます。
意味がわかってない言葉はたくさんありますが、とりあえず丸覚えしています。
小僧(小娘)が経を読んでいる状態です。
英会話も語彙力!取り敢えず覚える
英語もそうですが、子供はこれで良いと思います。
子供に合わせた言葉ばかり練習していたら、なかなか語彙は増えません。
わからない言葉が出てくるから、調べて、知識となっていくのです。
娘はこれを通じて多くを学んだと思います。この「雨ニモマケズ」の詩は、簡潔で短いですが、子供向けでない言葉も出てきます。
「訴訟って何?」
「日照って何?」
「玄米って何?」
「寒い夏になんで泣くの?」
聞かれるこっちは、めんどくさくてたまりませんが。
小学生の上の子供には
「辞書を引け!」
と言えますが、下の娘は字も読めないので、口で教えるしかありません。
加えて
「訴訟って裁判のことだよ」
なんて言おうものなら、
「裁判って何?」
となります。
知っている言葉が少ないので、説明も大変です。
英語も同じです
音読により文章全体を覚えてしまい、単語、言い回しを覚えてしまう。
精密な解読はとりあえず必要ありません。様々な経験や、物事の理解から徐々にわかってくる。
単語ではなく「文」を音読して覚える、これは日本語だろうと英語だろうと語学学習者のあるべき姿であると再確認しました。
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