最初から「英語推し」だった訳ではない

英語は普通の学生でした

私は、日夜うるさく

「英会話だ!いや、英語音読だっ!」

と、喚き散らしていますが、帰国子女でもなく、中学時代はごく普通の英語の成績でした。

確かに英語は得意ではありましたが、他の科目と比べて特段良いわけでもなく、「上の中」のポジション。

英語の勉強を始めたのも、小学校6年生から。たまたま家に来た英会話スクールの人の誘いに乗り、週1回50分のレッスンに通い始めました。

別に英語に愛着も特になく、むしろ

「英語くらいできなきゃだめだぞ!」

等と言う人に対して「寝言は寝てから言え」とさえ思う始末でした。

開国派でなく、尊王攘夷派

ある日、中学校の英語の先生が私たちに

「なぜ英語を学ぶ必要があるのか?」

と私たちに問いかけた時、優秀な女子のクラスメイトが

「国際人になるため」

と答え、

「けっ!いい子振りやがって!」

と思ったことを今でも覚えています。

「ここは日本なんだよ! 外人どもは日本語を話しやがれ!」

と考える、尊王攘夷派でした。

そんな私が「英語だ、英語!」とうるさいのですか面白いものです。

圧倒的に開いた差

ちなみにそのクラスメイトは、その後順調に、地域で1番の高校に入り、W大学を経て、キー局のアナウンサーにまでなりました。

彼女、正しかったですね。

さらに申し上げますと、先ほどの英語教室を辞した後、私は彼女のお母さんの英語教室で習いに行っていたんでした。

私のプライドは完膚なきまでに叩きのめされてますね。

自分自身にかける慰めの言葉だにありません。

人生って敗北ばかりですね。