英語の発音に成績との関係なし
生徒の英語の学習を見ていると、様々なことがわかってきます。
順当なことでであったり、またまた意外あったり。
その中で意外なものの1つ、それは、発音の上手さに、学校の成績特に英語の成績は関係ない、と言うことです。
「お、この子発音上手だな」
と思う子でも、普段の成績は冴えなかったり、
「この子成績良いけど、発音イマイチだな」
と思える子も。
英語習得に才能は必要ないが、、
発音の良さにはセンスが?
私は普段、「英語に能力は関係ない」と言っておりますが、この発音の得手不得手に関しては、ある程度才能(センス)が関係しているのではないかと思います。
なお、引き続き私は、英語はだれでも習得できると思ってます。
英語のリスニングとも関係がみられない
これがまた面白いことに、リスニングの成績ともあまり相関関係が見られないところです。
これは仮説ですが(今回は初めから全て仮説ですが)、リスニングの出来は、聞く力のみならず、ボキャブラリーが多いかどうかも関連してくるかと。
知っている表現や単語が多ければ聞き取れ、知らなければ聞き取れません。
成績の良い子は、ボキャブラリも豊富なので、聞き取れるのかと思います。
このリスニングのできと、スピーキングと大いに関係ありそうですが、、
音楽とも関係なさそう
これまた不思議なことに、音楽の成績とも関係がなさそうです。楽器を習っていて、耳が良さそう子よりも、音楽を習っていない子の方が英語発音が、上手だったり。
(しかし、こちらのサイトでは英語と音楽は関係があると書かれています。)
発音が上手と言う事はチャンス
いまいち学校の勉強がすぐれなくても、英語のスピーキング秀でることがきる、、
これはチャンスです。
どんどん練習をしていけば、おのずと英語が上手な人と言う評判がつき、様々な活躍の場(スピーチコンテスト会の参加)などで自信がつき、自己肯定感を高めることになり、そしてそれが「英語を好き」につながり、そして好きこそ物の上手なれ、と言うことで英語の力が伸びていく可能性があります。
しかしこれも努力には勝てない
しかし、周りを見渡してもわかるように、日本語の発音が下手な人がいないように、いつかは発音がいまいちの人も、改善されていく可能性が高いです。
特に、学業が優秀な人は、スピーキングを研究して、改善していくスピードも速いでしょう。
なので、早め早めに、そして他が追いつけない位の努力をしていくことが求められるでしょう。
親はこれを大いに利用しましょう!
英語の成績がイマイチでも、まだまだ英語諦める必要はありません。