朝日新聞から出版されている雑誌AERAに、英検を受ける小学生が増加中 「合格が目的ではない」という背景と勉強のコツとは、と言う記事が載っていました。
記事によると、従来は中学生が中心に受けていた英語検定に、最近は多くの小学生が受験してきると言うことです。
私も、小学生であろうと、どんどん英検を受けるべきだと考えています。
英検はよくできた試験
英検の難易度は絶妙
英検は、英語の試験としてよくできた試験だと思います。
落とすための試験ではなく、難問奇問も無いので、きちんと学習すれば、ちゃんと合格することができます。
そしてしっかりと、実力差が判定されます。級の異なる試験はしっかりと難易度が違いますが、どこが違うとは言いづらい絶妙な違いになっています。
実力差がしっかりと出る試験となっています(低い級の場合)。
デーブ・スペクター氏も英検を評価
デーブスペクター氏も英検の受験し、その内容について
英検は真面目な話、良くできている試験です
スポーツ報知 デーブ・スペクター氏、生放送で英検1級の合格証を披露「ガチで取りました」
とおっしゃられております。
きっかけとしての英検
また英検は、英語力の向上と大きな関係があります。中高生の話ではありますが、文部科学省の英「語教育実施状況調査」
によると、英検などの受験率と英語力の高さには大きな相関があります。
英検を受験すれば英語力が上がる、と言うことではないでしょうが、
- 英検という目標ができ勉強時間が増える
- 英検対策に時間を費やすことで英語力が伸びる
などによって、英語力が上がるのでしょう。適切な目標として、受験するのも良いのではないかと思います。
資格としては英検一択
将来の強みとしての資格取得を考えた場合、高校受験、大学受験を含めて、その対象は英検一択です。
英検は(その取得プロセスが)名実ともに有益なほぼ唯一の資格でしょう(学生にとって)。
英検は広く英語の実力証明書として使えますし、その取得過程が英語力の向上に役立ちます。他の資格は、証明として役に立たない、もしくは、「資格のための資格」であり、それにお金、労力、時間などの有限な資源を費やす価値があるものはほとんどありません。
特に漢検のような「資格のための資格」を学校が評価し、推奨するのか全く理解できません。
もちろん、好きな事、得意な事についてや、ある分野の目標としての資格挑戦はどんどん行うべきです。ここで言っているのは、将来の強みとして考える場合、の話です。
英検は試験として完ぺきではない
英検も万能ではありません。マークシート方式ですので、偶然にも受かるということがあります。
また試験であればその対策があり、必ずしも実力だけが評価されるものではありません。
英検3級以上であれば、比較的単純な英作文対策行えば、合格がかなり近づきます。
このようなデメリットがあるものの、英検を取得しようとする過程自体が英語の勉強になります。
だけど英検を直ちに受けよう!
他にこれといった適切な英語の資格がない以上、英検を大いに活用しましょう!
次は来年の2月に行われます。善は急げ。
それに向けて今すぐ対策を始めましょう!