こんにちは。今日から3連休。さらに週明け三日間学校や仕事に行けば、また3連休。嬉しいですね!しかし残念ながら、大型で猛烈な台風が来る模様。せっかくの3連休が、、、ですね
英検2級に小学2年生で合格はすごい
さて、わかやま新報という、文字通り和歌山の日刊紙に、「英検2級に合格 智弁小7歳の細川陽菜さん」という、これまた文字通り、小学2年生が英検2級に合格した、と言うすごいニュースが載っていました。
英検2級は、レベルは高校卒業程度とされています。どれくらいの高校生が英検2級を取得しているのか、直接のデータはありませんが、文部科学省の行った令和3年度の「英語教育実施状況調査」によると、高校生の「英検準2級」程度の、英語に関する検定の取得率は31.2%だそうです。
(非常に回りくどい言い方をしますが、英検以外の試験で英検準2級程度と認定されている生徒もいるので、このような表現にになってます)。
ここから推測するに、英検2級の取得者はその半分以下程度、全高校生の1割くらいではないでしょうか。英検2級は決して生易しいものではないのです。
一見すると、よくある「スーパー小学生」の凄い記録ですが、記事を見てみると、見習うべき点があります。
英語に関し,恵まれた環境ではある
このご両親は、この子を2歳の時からインターナショナルスクールに入れるなど、常に英語に触れられる環境を作ってあげていました。
これをできる親はなかなかいないでしょうし、できる環境(地理的)は限られていると思います。少なくとも、ここ富山ではインターナショナルスクールと言うものがないので、難しいと思います。
それ以外にも、親は一生懸命で、この子が英語に触れられる様にしてあげています。
特筆すべき朝の努力
しかし、
(私立の智弁和歌山小学校)同校での週2回の英語の授業に加えて、2校の英語塾に通う。さらにアメリカのカリキュラムに沿った授業をオンラインで週3回受けるなど、週5日、計6時間ほど英語の勉強をしている
英検2級に合格 智弁小7歳の細川陽菜さんより
ということで、(どういう計算かをよく分かりませんが)小学2年生にして、週に合計6時間、英語を勉強してると言うことです。
私立の小学校に通い、週2回2つの英会話教室に通うなど、これまた親ガチャでうらやましいかもしれませんが、週6時間勉強している中学生や高校生がどれだけいるでしょうか?
うらやましい環境である事は確かですが、なかなか英語が話せる様にならない、英検に合格しない、と嘆いている人は、まず自分がこの少女ほど努力しているかどうかを見つめ直すべきです。
週に6時間自分で勉強してから、自分の境遇を恨み、親に文句を言うべきでしょう。
(最後にわかやま新報さん、スマホ対応してないのいただけないでか。読みづらいく、よ!)