学生がとる資格は英検、漢検etc.
学生は、進学や就職用に、内申点を上げるために、様々な活動します。
部活で頑張ったり、生徒会活動を頑張ったり、もちろん学業(成績)に力を入れたり
その中で、資格取得も選択肢の1つで、がんばっている生徒も多いと思います。
英検、漢検、数検パソコン検定等々。。。
ちなみに世間の中学生は、このような資格を取っているそうです。詳しくはこちら(外部サイトに飛びます)。
特に英検、漢検はその中でも人気が高いようです。
さて、その中で取得すべく努力するべきなのはどれでしょうか?
もう答えは皆さんわかりますよね? 私がどれを選ぶか。
もちろんそれは「英検」です。
英検と比較してみる
なぜ英検なのか?英検と他資格を比較してみましょう。
漢検との比較
例えば漢検。長期の視点で見れば漢字を書く機会はどんどん減少していきます。
パソコンやスマホの普及により、プライベートで手書きをすることがなくなってきているほか、現在、政府が「デジタル化」を進めていて、お役所などでの「手書きの書類」と言うものも少なくなっていきます。
今後ますます書類を書く機会が減り、また平仮名を打てば機械が自動で漢字に変換してくれるのに、漢字の勉強をするのは時間の使い方としてもったいない。
言葉を生業とする職に就くのであれば、役に立つかもしれません。出版社や教師に就くなどならば。
(3月18日加筆)この日にこの様な記事が出ていました。(ここをクリック)この記事を見ても、やはり漢検は趣味、教養や経験の為の範囲を越えなさそうです。
漢字は大切だけど、、
もちろん、漢字はできなくていい、と言っているのではありません。
漢字を間違えて書いていたり、読めなかったりすると、
「頭悪るぅ」
と思われる場合があるからです。
だからと言って、資格として勉強する必要はないでしょう。
本を読んだりしても、漢字は学べます。
正直、漢検は「資格のための資格」といった感じがしなくもありません。
誰でもできるものに価値は無い
加えて中高生が取れる資格試験は、誰でも取れると言うことです。
誰でも取れる資格に価値はありません。
資格や能力は稀少だから有用なのです。
英検は資格としてだけでなく、取得過程も
英検は、資格としても役立つし、また試験勉強の過程さえも、実社会で役に立つ能力を習得することができます。
これは、資格試験において当たり前の事ではありません。
資格試験は、落とすための試験であったりして、資格試験のための勉強が、現場では役に立てたず、試験が終わったらすっかり頭から抜け落ちる、と言うことがあったりします。
加えて実務では、参考文献を見ながらやること等の記憶する必要がないことも覚えさせられたりします。
これは、大人の資格試験も同様です。
ですので、始まりから終わりまでが実社会で役に立つ英検は稀有な存在です。こんなにコスパの良い資格はありません。
そして何より英語は習得に時間が
なにより英語は、習得までに時間がかかります。みなさんご存知の通り、高校、中学と6年間勉強しても習得できません。
以前も書きましたが、英語習得には約2000時間の学習が必要と言われています。そしてほとんどの人は、このレベルに達せず、挫折してきました。(必要学習時間についてはこちら)
それなのに、「資格のための資格」を取得するために費やす時間はありましょ? (いや、否)
そんな資格を目指すよりも、将来圧倒的に有用な英語の学習に費やすべきです。
好きならやればいい
もし興味があって自ら進んでやるのであればもちろん頑張るべきです。
そういった、好きと言う気持ちが、自分を変えたいで世界を変えたりします。
しかし内申書のために、それらをやるのであれば、今一度考え直すべきです。