英語教室に「何を」習いに行くのか
私たちは、「英語音読」に特化した英語教室として運営しております。そして私たちは
英語を話しに(=音読)
英語習得の戦略を求めに
来てもらっています。
みなさんは、英語教室や英会話教室に何をしに行っていますか?
英語を習いに?
英語を習いに行っている方も多くいらっしゃると思います。ネイティブの先生から、本場の英語を学びに。
さて、あなたは日本語ネイティブなわけですが、あなたは日本語を教えられますか?例えば 「会社に行く、と会社へいく、違いはなんですか?」という質問に論理的に答えることは出来ますか。おそらく10人中20人が教えられないと思います。
日本語ネイティブとして「日本語を教えるのは難しい」と感じながら、英語となると「ネイティブが一番!」と思考がぶっ飛び、ネイティブに英語を習いに行ってしまっているのが現状なのです。
それにもかかわらず、英語を習いに行くのでしょうか?
英会話のため
(子どもが)英語を話せるようにしたいから、という方もいると思います。
しかし、英会話を習って英語を話せるようになった人はいますか?そしてその英会話はどういう状況で使うのか、イメージは出来ていますか?
思うに両方に対して「No」だと思います(disる意図はありません)
では、なぜ行くのでしょうか?
おそらく、「英語は重要だと思うが、何をしたらよいのかわからない」から行く、行かせるのだと思います。
英語についてもう一度認識を確認しましょう
英語の特性
英語はどれだけ勉強すればいいのか?
使えるレベルの英語を身に付けるためには、約2000時間の学習が必要と言われています。
2000時間と言うのは、1日1時間、毎日勉強したとしても単純計算で2000日、5年以上かかります。
しかし、1日1時間だと効率が悪くまた毎日が勉強できないでしょうから、実質は、7、8年かかると考えても良いでしょう。
さて、あなたは、7年間それも毎日続けている趣味、特技などはありますか?
おそらく、ほとんどの人はないでしょう。
要するに英語は、ちょっとやそっとではできるようにならなず、根気よく続けることが必要となります
そういうの学習法が求められると言うことです。
いつ必要なのか
では、英語はいつ必要となるでしょうか?
もちろん学ぶ目的にもよりますが、ほとんどの人は、将来のグローバル化社会で、仕事に溢れないようになってほしいと言うことで、18歳以上の大人になってから英語が必要となるのでしょう。
ではその時に必要となる英語はどのような英語でしょうか?
それは、日本人として流暢で知的な英語でしょう。
日本人としての英語とは?
日本人として、というのは、別にネイティブの発音で話せる必要はなく、外国人として英語を話せればいいということです。
7月29日のブロブ(リンク:やはり英語は語彙力 東京オリンピックから)にも書きましたが、オリンピックのバッハ会長の英語をぜひ聞いてみてください。
見られない方はこちらから IOCバッハ会長の英語 (Youtubeへ飛びます)
彼はドイツ人なのですが、ネイティブの発音とは程遠いものです。しかし「ドイツ人としての英語」でオリンピック開催の総責任者として活躍しています。
流暢な英語とは?
流暢と言う事は、よく言われる
「日本人は英語を話せないが、読める」
ではダメだ、ということです。
なのでプリント学習ではなく、喋る練習が必要だと言うことです。すらすらと英語が出てくるように。
知的な英語とは?
また知的な英語と言うことは、語い力豊富で、同じ表現を何度も使わず、きちんとした崩れていない言葉を使うということ。
日本語で言えば、大人が何事に対しても「マジヤベー」「半端ねー」「草っ」など連発して手はダメよ、ってことです。
ですので、ネイティブの言い回しや、発音、スラングを学ぶのではなく、幅広い知識を英語で(語い)を身に付けるべきだ、と言うことです。
学校の英語、受験も大切
しかし人生には、学校の試験や、入学試験も待っています。
英語は大人になってから必要になるからと言って、「学校や試験はどうでもいい!!」と言うことにならないでしょう。
ですので、学校教科書の学習や、入試のためには英検の獲得も重要となります。
こうやって見てみると、英語教室は
長年続けられるという 継続性
将来を見据えた指導をする 戦略性
使える英語を身に着けさせる 実用性
学校・英検対策もして現状にあわせる 適応性
を兼ね備えたサービス提供をしなければならない、とかんがえられます。
英語、英会話教室を選ぶ際は、こういった視点を持つとよいでしょう。