多読についての続報(英語学習法として)

先日英語の多読について書かれたNewsweek誌についてのブログを書きました。

その際に、

また最近知ったのですが、多読用教材は、各レベルに合わせて、英単語・熟語を使っているだけでなく、単語を反復して使用しているとのこと。単語を記憶していくため、意図的に何度も同じ単語を登場させるそうです。

Newsweek→ 多読で英語力を伸ばす

と書きましたが、その元記事となったものを紹介させていただきます。

【関連記事】Newsweek→ 多読で英語力を伸ばす

多読は楽なのに英語学習に効果抜群?

最初に、多読について復習すると、多読の方法は、

  1. 辞書は引かない
  2. 分からないところは飛ばす
  3. 自分に合わないと思ったら止める

そして多読の効果としては、

  • 語い力がつく
  • 英語を英語のまま理解できるようになる
  • リスニング力やスピーキング力が上がる

というものがあるそうです。

多読は専門書で

この本記事となったライフハッカーと言うサイトでは、生活や学習についての役立つヒントを掲載しているところです。

そのサイトに多読は、英語学習には不向き? 英語力が伸びる効果的なリーディング法とはと言う記事がありました。

多読は多読専門書

多読は、いわゆる乱読とは異なるということ。きちんと多読用に作られた教材を読むと言うことです。

多読専門書は、

同じ単語が6回以上登場するように書かれ

lifehacker

ているとのことです(恥ずかしながら私も今回初めて知りました)。

気になる多読否定論

なお、今回読み直してみてより気になったのは、海外では多読の効果について賛否両論ある、という部分。。

実は私も、多読の効果について「ホントかなぁ?」と思うところがありました。が、私は研究者ではなく、また多読に専念したことがないので、多くは語りませんが、多読のルールである

辞書を引かない

のに、多読の効果の筆頭であるボキャブラリーの獲得が本当に可能なのか、と思うところがあります。

多読賛成論もたくさんある

奈良県の進学校でも導入

しかし、多読は効果的だ、という話はたくさんあります。

例えば奈良県ある西大和学園と言う進学校では多読を採用したところ、てきめんに効果が出たということです。

「世界一受けたい授業」で紹介も

この学校は日本テレビ系列で放送されている「世界一受けたい授業」という番組で取り上げられました。

この学校では、英語力に特に力をいれていて、その一環として多読を採用し、中等部では週に1時間を多読に充てているそうです。

細部については、こちらを:共通テストも楽々?東大76人の進学校、多読で磨く英語

また明大明治高校などでも採用しているということです。

しかし、これらは科学的に検証されてわけではないので、本当に多読の効果であったのかはわからない点には注意が必要です