英語講師と能登半島地震の炊き出しへ

天災は忘れたころにやってくる

1月1日の能登半島地震から数日が経ちましたが、ここ富山でも地震により普段通りの生活を送れていない方がおります。氷見市北部ではいまだ断水が解消されず、早い復旧が望まれています。

この状況下で、自衛隊や警察、消防などの皆さんが寒い雨の中、活動してくれていることに深い感謝を抱かざるを得ません。

私自身は、年末年始は千葉の実家に帰省中で、発災時は日本で一番大きいといわれるイオンレイクタウン(埼玉県越谷市)におりました。イオンの魔力に取りつかれてしまっていて、どこへ行ってもイオンに行ってしまいます。

イマン先生とカレーの炊き出しへ

急遽カレーの炊き出しを思いつく

さて、先ほども述べましたが、氷見市でも断水が続き、少なくない方が避難所や日常生活に影響を受けています。私たちIron Will English は氷見市の学童からの委託を受けて英語を教えており、講師のEmanから、いつもお世話になっているこの氷見市が困難に直面しているで「何かしたい」との提案を受け、炊出しに行ってきました。

彼女の母国料理であるインドカレーの「カラハイ(kadhai)カレー」がメインディッシュとなりました(副菜はなかったのですが)。カラハイとは天ぷら鍋のような形の鍋をさし、その鍋で作るのでこの名前が付いたそうです。

金曜日の昼に話が持ち上がり、超特急での準備及び実施で、思いつきに近い状態でしたが、Emanさんや私を含め計7人で行なって参りました。そのうち2人は、富山市の大沢野と八尾からの参加となり、遠方よりはるばる駆けつけてくれました。

なお、今回の炊き出しは、任意団体であり私も副代表を務める「Act Globally Himi」と氷見でこども食堂を開いている「ひみキトキトこども食堂ネットワーク」が共同で実施をしました。

上記写真の支援物資にもあるとおり、高岡市にある龍雲寺さんから水をはじめ防災食やお菓子など多数いただき届けてきました。また、

100人前準備すると言う事で、ドタバタでしたが、最終的には約120名の方に召し上がって貰いました。(少なめの方もいたので想定より多くの人に食べて貰いました)。

現場でやることが多すぎて、直接喫食後に被災者の方と話す機会がなく、「おいしかったのかなあ?喜んでくれたかなぁ」と思っていましたが、取材してもらったテレビの映像を見て、ほっとしました。

需要があれば能登でも

水以外のインフラは稼働しており、その水道も市や業者の方々の頑張りで、復旧は目前、また経済も回っているため、富山県内ではこれが最初で最後の炊き出しになるかと思います。

今後は、隣接する石川県側の能登半島で、道路状況が回復した後に実施できればな、と考えています(もし良ければご支援下さい)

(イマン先生のカレー関連の記事はこちら:「英語で理科教室」を開催!!