音読で18か国語を習得したシュリーマン
私たちのスクールは、英語音読に特化しております。
日本の環境では、英語の本の音読が最も効率が良いと信じているからです。
その語学学習を目的とした音読をやっていた大先輩、シュリーマンの紹介をしたいと思います。
シュリーマンはドイツ出身のビジネスマンで、ギリシャ神話に出てくる実在が疑問視されていたトロイアという都市の遺跡を発見しました。(詳細はwikipediaを参照)
そのシュリーマンは、なんと18カ国語をマスターしました(諸説あり)
英語を習得するのも一苦労なのに、すごいですね。
しかしその手今が行った事はなんと「音読」なのです。
シュリーマンの音読方法
シュリーマンは語学習得にあたり、2つのことを気をつけました。
毎日1時間以上音読
毎日1時間以上音読に費やしたそうです。
そしてその際は、文を翻訳することなく、そのまま頭に入れるようにしていたとのことです。
そして2番目はこれを実行するに当たり、、
人を雇って音読を聞かせた
彼は音読を続けるために、人を雇って音読を聞かせていたそうです。一人で、音読していると飽きてしまい、止めてしまいたくなるから。
ちなみにその人は、その言葉を全く知らない人で、発音を直してもらう等はしてもらわず、ただひたすら聞いていただけだったそうです。
音読を聞いてもらう、というより、目の前で聞いているフリをしてもらうために。
続けることとその難しさ
「続ける」自体が難しい
ここから導かれるのは、続けることの難しさ、だと思います。
日本人が英語を習得するには、約2,000時間の学習が必要だと言う事は何度も繰り返し述べています(参照:どれだけ英語を勉強したら英会話できるのか?)
2,000時間はちょっとやそっとでは達成できません。
(関連記事:英語は挫折を避ける)
ですので、何とかして続けていくということが必要になります。多くの人が続けられず、挫折しています。
シュリーマンは、その続けることの難しさがわかっていたので、人を雇って聞いてもらっていたのでしょう。
挫折は珍しくない
ちなみにシュリーマンが避けようとした挫折、決して珍しくありません。
ご家族で「続けさせよう」
ご家庭でも、親でも、祖父母でもいいので、聞き相手になってあげてください。
英語がわからなくても、聞き相手になり、ただ「はい、はい」と言ってニコニコして聞いてあげて、たまに「すごーい」と言ってあげるだけでいいのです。
それはそれで苦痛(!)だと思いますが、「私にできる事は何もない」などと思わず、家族総出でがんばりましょう。
ちなみに、英語はわからない方が良いのではないか、と思います。下手に英語がわかってしまうと、
「違う!もう一度!」
等となり、返って子供が学習をやめてしまうかもしれませんので、、、