たまに参照しているNIKKEI STYLEに、英語と、転職時の年収ついての記事が出ていましたので紹介いたします。
この記事は人材紹介会社における紹介実績データから導き出されたものです。
参照はこちら：英語力で変わる転職時の年収
英語ができると年収が高い
それによると、
求められる英語力が「初級」の求人の採用実績の平均年収は721万円。これが「中級（社内などを中心にビジネスで使えるレベルが『中級』の定義）」に上がると837万円に上がり（116万高い*加筆）、さらに「上級」の場合は1067万円と中級に比べても200万円以上高くなりました。
文字で書くと分かりづらいですが、グラフで見ると下記のような感じです。
英語ができれば仕事ができる？
今まで、英語と年収の関係について調べた記事はありましたが、転職と言うより細かい状況に送る年収の話は初めてです。
（参照：女性は英語 をすべき！英語 と年収の関係及び英語はROI（投資収益率）上、最有益）
しかし、これは単純化しすぎてじゃないかと思わざるをえません。
基本的に、給料は仕事の対価に対して払われるもので、仕事ができれば、多くもらえる。
- 英語ができる＝給料が高い
- 給料が高い ＝仕事ができる よって
- 英語ができる＝仕事ができる
英語が出来る人は皆仕事が出来るのでしょうか？
おそらくそのことは無いでしょう。皆さんもそう思うと思います。
では何故英語で給料が高くなるのか？
ではなぜ英語ができる人は転職時に年収が高いのでしょうか。
いろいろ理由はあるのでしょうが、考えられる理由として
- まだまだ日本には英語を使ってビジネスをできる人が少なく、希少性が高い
- 転職市場はまだまだ日本企業の参加が少なく、外資系の参加が多い。そうなると英語ができなくてはならない。加えて給与水準がグローバル基準となり、ここ何年も給与水準が上がっていない日本企業と比して高くなる。
などなど。
ただ1つ、英語ができると言う事は、英語を習得するために何年も継続して努力できた、という事で、何かを継続して努力できる性質を持っていると言う事は言え、そこが評価されているのかもしれません。
注意しなければならないこと
ということで、仕事はできないが英語だけはできる「英語バカ」では高年収は望めません。
英語は高年収の必要条件ではあるものの、十分条件ではない、だろうという事です。
ということで、英語だけを学ぶのではなく、しっかりと教養も身に付けていきましょう。
加えて、これは東京や都会でのお話。富山ではまた違った様相を示すと思います。