社会人の英語は焦らない←光浦さんの例

こんにちは。今日は10年に一度の寒波が来ているということで、大雪が予報されています。皆さん、ご注意くださいね。

カナダに行ってもすぐには

さて、お笑いコンビ「オアシズ」の光浦さん、一昨年夏から英語学習のためカナダに留学されています。スポニチの『光浦靖子 語学留学先カナダから“悲しい報告”「英語だけがいまだに聞き取れない」』によると、英語の習得はいまだ途上のようです。

あるラジオ番組で

そのなかで、やついから「もうさすがに1年半も経つと、かなりベラベラなんじゃないですか?英語とか」と聞かれると、それまで陽気に話していたにも関わらず一気にトーンダウン。

「英語の質問だけはするなっつってるだろ」と怒ったような悲しいような暗い小さな声で言い返し、やついに「そんな不機嫌になります?」と苦笑いされると「英語だけは…英語だけは聞くなって」「英語…英語の話はするなって」と繰り返して笑いを誘った。

光浦靖子 語学留学先カナダから“悲しい報告”「英語だけがいまだに聞き取れない」

そろそろ滞在開始1年半になるにもかかわらず、英語はいまだに苦労されているようです。

さて、多くの方がカナダなど英語圏の国に滞在すれば、ちょちょいと英語が出来るようになると思ってたのではないでしょうか。

もちろん英語圏で日常的に英語を耳にし、英語学習に励めば出来るようなるでしょう。しかし、大体の方は国内で英語を学習しなければならないのが現実でしょう。

日常の中で、英語を習得していかなければなりませんが、その中で大人や社会人の方と学生の間には考え方の違いがあることに気が付きました。

学生はできないと考え、社会人はできると思っている。

当スクールの生徒も含めて、学生の生徒さんと、社会人の生徒さんで、英語に対する意識の違いは結構あると思ってます。

というのも、よくも悪くもまだ学生の人たちは、

  • 英語習得は困難である(ほんとにできるようになるのかな?)
  • 英語は(他の科目も)ずっと勉強していかなければならない。

と考えていると思っています。

では社会人はどうか?正直社会人の方々は、

  • 英語なんかやり直せば、多少苦労すればできるようになるだろう
  • (私を見て)こいつが話している。英語は簡単で、聞き取れるから、すぐに話せるようになるだろう。

と思ってると思います。これはあくまで私の感想ですが、当たらずとも遠からずだと思います。

その結果、どういう違いが生まれるか?

ここで社会人にだけ焦点を当てると、非常に短期決戦的な思考に陥り、少し勉強してできないとすぐに諦める傾向があると思います。

もう一つの点として、スクールに過剰な期待を抱いてくる、傾向です。英会話教室に行けば、何か英語ができる様になる特別な方法があるんじゃないか、と。

英語は簡単にできるようにはならないけれど、、

この記事にもあるように、カナダに滞在し、四六時中英語に触れている光浦さんはなかなか英語ができるようにならず、苦労しているようです。

そう、英語は簡単にできるようにはならないのです。

かといって、英語学習は競争ではないので、「誰かができるようになれば他の誰かはできるにはならない」と言うものではないので、誰でもできるようになります。

そして、「職人の熟年の技」などとも違い、そこまでの究極的な探求と言うものも必要ありません

そういう意味で、確実性は高い目標であるといえますが、そう簡単でもないので脱落者が出るわけです。

英語音読という地道な作業をしよう

残念ながら、秘策はありませんので、継続的な英語音読を促しますが、退塾やひいては、英語の諦めにつながります。

そう考えてみると、英語教室のやるべき事は、「英語を教える」そのものと言うよりも、社会人に対する叱咤激励(伴走)の方がより重要なのかもしれません。

だから、最近スパルタ型の英語教室が都会の方では流行っているのでしょうね。

社会人の皆さん、腐らず地道に英語を音読していきましょうね。

大人(社会人)は英単語を重視しよう