オリンピックが東京でよかった
連日お茶の間を沸かせてくれるオリンピック。
今回は日本開催で時差がないため、寝不足にもならず非常に快適にオリンピックを楽めています。
さてこのオリンピック、私が感じた事は、
「やはり英語は語彙力である」
と言うことです。
IOC会長バッハさんから学ぶ英語力
もちろん、競技を見ていて、例えば柔道を見ながら
「あー、やっぱり英語は語い力だな~」
と、感じたわけでありません。
国際オリンピック委員会の会長であるバッハさんの英語を聞いていて思ったのです。
(関連記事:スポーツの世界にも英語←フェンシングでは始まっている
バッハ会長の、そこまで流暢ではない英語でのスピーチやインタビューを見てです。
「この人、どこのドイツだ?」
と思って調べてみたら、ドイツの出身だそうで,
Wikipediaによると、フェンシングのオリンピック選手で、弁護士でもあるそうです。
あの英語で国際機関を率いている
このバッハさんは、あの発音の英語で、複雑に利害が絡み合うであろうIOCを率いているのです。
各国のオリンピック委員会や、各競技団体、開催国、スポンサー企業などと調整して、オリンピックを開催するのです。
さて、あのバッハさん。繰り返しになりますが、決して英語は上手ではありません。
しかし4年に1度の世界的大行事を開催する総責任者を務めているのです。
バッハ会長の英語はこんな感じ
ネイティブ並み発音より語い力
ここで明らかなのは、ネイティブみたいに英語を話せる必要はないと言うことです。
そんな英語力よりも、利害を調整する能力や、リーダーシップなどが必要と言うことでしょう。
ここでは、英語にのみフォーカスしますが、英語に関して学べることは、
語彙力(知識)の方がやはり重要
ということです。
オリンピック開催はスポーツの事だけでなく、運営、許認可などの行政、財務、保健、輸送、警備等々様々な分野が関わってきます。
その時に、共通語として用いるのは英語です。英語で、官僚組織を動かして、交渉、決断、命令するのです。
色々な分野の言葉に、英語で通じている必要があるということです。
ネイティブみたいな発音よりも言葉数の方が重要なのです。
もちろん発音が良いに越したことはありません。
憧れもするでしょう。
しかし、時間は有限です。どちらを優先すべきか。その答えをくれる一つが、今回のバッハ会長の英語でした。
英会話なんかせず、英語の本を読んで世界に飛び出そう!